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生きるために島を離れ二つのリングで闘った。沖縄出身の元プロボクサーは”拳と重機”で人生を切り拓く
目次:沖縄出身の元プロボクサーは”拳と重機”で人生を切り拓く
・家族を支える為、県外で稼ぐ
・見送りの言葉は、じん(金)を送りなさい
・昼は建築業、夜はボクシング
・阪神・淡路大震災が変えた価値観と新たなリング
・取り組むのは”再生”への第一歩
・故郷への思いと沖縄を出る後輩たちへ
・人生は、自分で切り拓くもの
阪神・淡路大震災が変えた価値観と新たなリング
引退後、山城さんが挑んだのは、新たなリング―解体業の世界だった。
解体業を志すきっかけとなったのは1995年の阪神淡路大震災。街のあちらこちらにある「がれき」をトラックに載せて奔走し、震災で爪痕が残る街を復興する為に貢献できることがある—この経験が山城さんを「解体業」へといざなった。
こうして一念発起して1987年に「山城興産」を設立した。
「解体は設備投資がとても重要だが、最初は資金を工面するのにとても苦労した。根性と度胸で乗り越えてきた」
高額な重機やトラックを揃えるにも資金が足りず、借してくれる銀行も信用もなかった。「ないないずくし」でスタートした山城さんだが、昼夜問わず一生懸命に働き、一つ一つの仕事を丁寧に取り組み、取引先との信頼関係を築いていった。
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