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沖縄の“うまい”大集合!沖縄料理&ソウルフード15選!朝ごはん・骨汁・ポーたま・タコスまでシルバーウィークを満腹に
「沖縄料理」と聞いて、まず頭に浮かぶのは何でしょうか。豚肉や島野菜を炒め合わせた「ちゃんぷるー」、コシのある麺とカツオ・豚出汁のスープが自慢の「沖縄そば」きっと多くの人が、この2つを真っ先に思い浮かべるのではないでしょうか。もちろんどちらも沖縄を代表する欠かせない存在。
でも、実はそれだけでは語り尽くせないのが、沖縄の食の本当の魅力です。
深夜までお腹を満たしてくれる地元密着のおでん屋、何十年も変わらぬ味を守り続ける朝ごはん専門店や老舗食堂——”ちゃんぷるー”や”沖縄そば”の陰に隠れながらも、ウチナーンチュの日常にしっかりと根を張ってきた、知る人ぞ知るソウルフードたちがあります。さらに、あぐー豚やグルクン、島の発酵調味料といった沖縄食材を武器に、タコスやチキンオーバーライスといった異国の料理を沖縄ならではの一皿に仕上げてしまう新進気鋭のお店まで——沖縄の食の世界は、想像以上に広くて、奥深く進化しています。
シルバーウィークの沖縄は、夏の日差しが少し落ち着き、風と青い海がいっそう心地よく感じられる季節。
今回は、そんな沖縄の「食」の多様性をまるごと楽しめる全15店舗を、北部・南部・中部の3エリアから厳選してご紹介します。
老舗から、沖縄食材を生かした個性派グルメ、戦後の沖縄に根付いたタコス文化まで、ジャンルの垣根を越えた顔ぶれです。
地元のウチナーンチュなら「このお店も気になっていた」という新たな発見が、観光客の方なら沖縄ならではの食の奥深さに触れるきっかけとなったら嬉しいです。
食欲の秋!シルバーウィークのグルメ巡りの参考に、ご覧ください。
※掲載店舗の営業状況・価格は変動している場合があります。最新情報は、各店SNS、または現地でご確認ください。
目次
北部:沖縄家庭料理16品と3種の塩むすびで味わう、朝ごはん
シママースとあさごはん(名護市)
名護市にある朝ごはん専門店「シママースとあさごはん」は、沖縄で50年以上にわたり愛され続ける塩メーカー「シママース本舗(株式会社青い海)」と、創業4年目にして早くも人気店となった煮干し中華そば専門店「かいしんのいちげき」がタッグを組んで誕生しました。「老舗の技×新鋭のセンス」をコンセプトに、沖縄の食文化を五感で体験できる場所を目指してオープン。
看板メニューの「シママースと16品のあさごはん」(2,400円)は、沖縄こしひかり米のごはんに、ソーキやにんじんしりしり、クーブイリチーといった沖縄の家庭料理の小鉢がずらりと16品も並ぶ、見るからに贅沢な一皿です。
色とりどりのおかずが並ぶお膳は、一枚の写真には収まらないほどの迫力で、テーブルに届いた瞬間から気持ちが高まります。
お膳には「美ら海育ち」「青い海」「シママース」という3種の塩で作ったおむすびが並び、同じ塩でもそれぞれ異なる風味を食べ比べできるのが最大の楽しみ。
削り節と味噌を溶かして作る郷土料理「かちゅー湯」は、自分でお湯を注いで仕上げる体験型で、できたての香りごと味わえます。12歳以下のお子様には、おむすび2個とかちゅー湯のセットを200円でいただけます。
・営業時間:7時~10時(売り切れ次第終了)
・住所:沖縄県名護市東江3丁目20−28
北部:老舗豆腐店の孫が作る、古宇利島の絶品ゆし豆腐とラフテー
シマノカクレガ(今帰仁村)
古宇利大橋を渡ってすぐ、古宇利島の駅「ソラハシ」フードコート内にテイクアウト専門店を構える「シマノカクレガ」。
創業60年の老舗豆腐店「山城とうふ店」のお孫さんにあたる店主が、昔ながらの地釜焚き製法を受け継ぎながら営んでいます。看板メニューの「ゆし豆腐そば」は、カツオ・昆布・椎茸でじっくり仕込んだ深いコクのあるスープに、名護市の製麺所による香り高い麺を合わせた一杯。
トッピングには、古宇利島の黒糖と今帰仁村の泡盛を使って仕上げた、しっとり濃厚なラフテーをのせるのがおすすめです。
地元・今帰仁村出身の上間夫婦が、地域の食材と技術にこだわりながら営む、地域密着型のお店です。
スイーツも見逃せません。新鮮な豆乳を使った豆乳ソフトクリームや、黒糖チョコレートなど4種類が楽しめる豆乳ビスケット、豆乳白パンなど、豆乳を活かした商品がバリエーション豊富に揃っています。屋根付きのフードコートのため、天候を気にせず利用できるのも嬉しいポイント。食後は歩いてすぐの古宇利ビーチへ足を延ばし、海を眺めながらゆったりくつろぐのもおすすめです。
・営業時間:11時~19時(L.O.18時30分)
・住所:沖縄県今帰仁村古宇利323-1-A(古宇利島の駅「ソラハシ」内)
北部:豚骨ダシが染みわたる、昔ながらの沖縄そばと骨汁
軽食 幸ちゃん(名護市)
名護市の人気沖縄そば店「幸ちゃんそば」の離れ「軽食 幸ちゃん」。
昔ながらの町のパーラーを思わせる懐かしい空気が漂う店内で、幸ちゃんの「てぃあんだー(心がこもった想い)」がたっぷり詰まったメニューが並びます。
本店では味わえない名物「骨汁」(700円)は、毎朝5時半から継ぎ足しではなく新たに仕込むスープに、豚のダシ骨をたっぷりと盛り付けた一品。
スープはコクがあり、飲み干せてしまうほどのおいしさです。伊平屋島のもずくや島豆腐、冬瓜といった沖縄食材もふんだんに使われ、日替わりのトッピングで楽しみも広がります。
「幸ちゃんそば」 のそばは弾力のある麺に、三枚肉・ソーキ・軟骨スーチカーをのせ、しろ麺か伊平屋のもずくを練り込んだもずく麺から選べます。
ヒラヤーチーやそうめんチャンプルー、ぜんざい、かき氷などの軽食メニューも揃っています。
ベビーカーを置ける余裕のある座席や子ども用の椅子も用意されており、小さな子ども連れでも安心して利用できます。
週末は混み合うことが多いため、早めの来店がおすすめです。
・営業時間:10時~売り切れ次第終了
・住所:沖縄県名護市大南2-9-13
北部:フレンチシェフ夫婦が作る、彩り鮮やかなオリジナルタコス
Famille(ファミーユ)(名護市)
名護市屋部、Enagicスタジアム名護を左手に見ながら本部町方面へ進んだ旧道沿いにある「Famille(ファミーユ)」。
店名はフランス語で「家族」を意味し、元フレンチシェフの夫婦が営むタコス専門店です。タコスの皮から具材まで、すべて手作りのオリジナルにこだわり、フレンチの技法を取り入れた、考え抜かれた彩り鮮やかな一品に仕上げています。
手のひらサイズを優に超える大きな皮に具材がたっぷりと詰まっており、その完成度の高さから毎日200枚が完売するほどの人気を誇ります。
2枚食べればお腹も心も大満足できるボリュームで、リピーターが絶えません。
サイドメニューには、見た目も華やかなアサイーボウルや、ハワイ生まれの揚げパン「マラサダ」もあり、カフェとしても楽しめます。
白いコンテナに鮮やかなブルーを効かせた外観に、広々としたウッドデッキ、トゥクトゥクの装飾が並ぶ店構えはフォトジェニックで、訪れるだけで心が躍ります。日よけと扇風機も設置されているので、暑い季節でも屋外の開放的な雰囲気を楽しめます。
・営業時間:平日11時~17時、土曜10時~17時、日曜10時~15時
・住所:〒905-0007 沖縄県名護市屋部35番地
北部:沖縄県産野菜たっぷり、古民家カフェの自家製燻製ベーコン
BLOOM HOUSE(ブルームハウス)(本部町)
本部町伊豆味にたたずむ「BLOOM HOUSE(ブルームハウス)」は、築70余年の古民家をセンス抜群にリノベーションしたカフェ。
店主が中学生まで実際に暮らしていた思い出の家を、腕利きの職人が丁寧に手がけました。
名物は、添加物を使わず沖縄県産の豚肉を麹やスパイスでじっくり仕込んだ自家製燻製ベーコン。
香り高く柔らかな肉質と、じんわり広がる肉の甘みが自慢です。プレートには、14種類ほどの沖縄県産の旬野菜を使った惣菜が添えられ、体にやさしい一皿として地元客からも観光客からも支持を集めています。
ドリンクは自家焙煎コーヒーや黒糖ラテ、黒糖ジンジャーソーダ、発酵ドリンクなどを用意し、ドリンクとスイーツのセットなら100円引きに。
朝9時~10時半にはモーニングプレートも登場します。窓の外に広がる庭の緑を眺めながらくつろげる、木の温もりに包まれた空間は、赤ちゃん連れでもリラックスできるよう配慮されています。
5人以上での利用は奥の座敷を事前予約するのがおすすめ。美ら海水族館や古宇利島へのドライブの途中に立ち寄るのにもぴったりな一軒です。
・営業時間:9時~16時
・住所:沖縄県国頭郡本部町伊豆味783−1
南部:15種類以上!沖縄ソウルフード「ポーたま」食べ比べ
パーラー星ヶ丘 ぽったま 国際通り店(那覇市)
国際通りのドン・キホーテからほど近く、県庁へ向かって3つ隣のビルにある「パーラー星ヶ丘 ぽったま 国際通り店」。沖縄のソウルフードとして親しまれる「ポークたまごおにぎり(通称:ポーたま)」の専門店で、15種類以上という種類の豊富さが魅力です。
ポーク・たまご・大葉・チーズ・オーロラソースを組み合わせた王道の「オリジナル」はもちろん、沖縄県魚「グルクン」のフライを使った「グルクンタルタル」、うなぎの蒲焼き、油みそ、軟骨ソーキ、めんたいマヨなど、15種類以上の個性豊かなポーたまがずらりと並びます。
一つひとつ違う味わいを食べ比べるのも楽しみ方のひとつです。
ポーたま以外にも、タコライスや沖縄そば、うなたま丼、ポークポテト、沖縄ぜんざい、グァバジュースなど軽食メニューも充実。
1階が注文・受け取りスペース、2階にはコンセント付きのカウンター席もあるイートインスペースがあります。イートインといってもゆったりしたテーブル席なので、落ち着いて食事できます。
日本語・英語・中国語・韓国語に対応した案内表示もあり、ワールドワイドな人気ぶりが伺えます。
国際通り散策の合間、少し小腹が減った時にぴったりです。
・営業時間:8時~20時30分
・住所:沖縄県那覇市松尾2丁目8−16
南部:築134年の琉球古民家で味わう、クラシカルな沖縄そば
茶処 真壁(まかべ)ちなー(糸満市)
糸満市真壁にある「茶処 真壁(まかべ)ちなー」は、明治24年(1891年)頃に建てられた伝統的な琉球古民家を活用した沖縄そば店です。
食を楽しみつつ、歴史に触れる体験ができる沖縄そば屋です。
「茶処 真壁(まかべ)ちなー」の建物は、沖縄戦で激しい地上戦が繰り広げられた糸満市真壁地区にありながら、周囲が焼け野原になる中で奇跡的に焼け残りました。
柱や壁には今も複数の銃弾の跡がくっきりと残り、貫通した痕跡や金属片が刺さったままの場所もあるなど、戦争の記憶を静かに物語っています。もともとこの家に暮らしていたのは、現在の店主・田中さんの曾祖父にあたる金城増太郎さん。教員出身で戦時中・戦後を通じて元三和村の村長を長く務め、1957年からの3年間は琉球政府立博物館(現・沖縄県立博物館)の館長も務めた人物です。
ご本人が亡くなられた後、この家に関心を持つ人がいるならばという思いから、当時の姿をできるだけ残したまま、軽食を提供する茶処として1998年11月に生まれ変わりました。
2005年には、主屋・石垣・フール(伝統的な便所)・井戸の4つが国の登録有形文化財に指定され、歴史的価値が公式に認められています。
名物の「三枚肉そばセット・小」(1,220円)は、鰹ダシにほのかな豚ダシを効かせた素朴なスープに、西崎製麺所のモチモチとした縮れ麺を合わせた一杯。
三枚肉とかまぼこ、ネギがのり、かまぼこは創業100年超の老舗「西南門小かまぼこ屋」のものを使用しています。セットにはバジルで香りづけした「じゅーしぃ」(黒米への変更も可能)と、もずく、人参シリシリー、糸満の老舗「宇那志豆腐店」の豆腐を使った白和えという3種の小鉢が付き、一度に沖縄の”いいもの”を味わえる贅沢な内容です。
古民家や歴史ある建物に興味がおありな方におすすめです。
・営業時間:11時~16時(L.O.16時、売り切れ次第終了)
・住所:〒901-0336 沖縄県糸満市真壁223
南部:野菜シャキシャキ!老舗食堂の絶品沖縄ちゃんぽん
寿恵味食堂(浦添市)
浦添市役所の斜め向かいにある「寿恵味(すえみ)食堂」は、創業45年(2026年現在)を迎える老舗食堂。
歴史を感じさせるカウンター席と、座敷にテーブルを配した素朴な造りが、長年地元で愛されてきた年月を物語っています。名物の「ちゃんぽん」(1,100円)は、キャベツ、ニンジン、ピーマン、モヤシ、タマネギ、レタスという6種類の野菜と豚こま肉をフライパンで炒め、鶏ガラと豚骨から取ったスープにカツオダシとしょうゆを加えて溶き卵を回し入れた一品です。
野菜の食感がシャキシャキッとしながらも、スープでしっとりと煮込んだような食感が共存し、他では真似できない絶妙な仕上がりが評判です。
沖縄そばに同じ野菜炒めをのせた「野菜そば」(1,200円)も人気で、スープは塩を強めに、野菜はしょうゆを濃く仕立てることで、合わせた時にちょうど良いバランスになるよう計算されています。麺は照喜名製麺所のちぢれ麺を1人前250gとたっぷり使用し、満足感も抜群。
夜は限定でラーメン屋としても営業するなど、地域に寄り添う食堂として愛され続けています。
・営業時間:11時~19時(L.O.18時30分)
・住所:沖縄県浦添市安波茶2-20-5
南部:生産者の想いを届ける、沖縄県産食材づくしのプレート
パーラーぬちぐすい(那覇市)
那覇市久米にある「パーラーぬちぐすい」。コンビニ店舗アドバイザーなど幅広い経験を持つ店主・佐藤大地さんと、オーガニックレストランの運営やレシピ本の出版経験を持つシェフ・森本桃世さんが力を合わせて営んでいます。
最大の特徴は、生産者のもとへ実際に足を運び、自分の目で見て、話を聞いて、味わって選び抜いた沖縄県産食材へのこだわり。
自家製の発酵調味料や手作りケチャップ、豆乳マヨネーズなど、素材の美味しさを最大限に引き出すための丁寧な手仕事が料理の随所に光ります。名物の「月桃ちまきプレート」(1,400円)や、ごはんとスープが付く「ぬちぐすい野菜プレート」(1,650円)は、糸満産の島人マッシュルームなど、選び抜いた食材の魅力を存分に味わえる一皿です。
朝・昼・夜でメニューが変わるのも楽しみのひとつで、訪れる時間帯によって異なる表情を見せてくれます。赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスが、懐かしく親しみやすい「パーラー」らしい雰囲気を演出。
店内には、店主がセレクトした沖縄の雑貨や食品、発酵にまつわる書籍も並んでいます。「パーラー」という沖縄らしい空間で厳選の沖縄食材、沖縄料理を気軽に楽しみたい時、おすすめです。
・営業時間:8時~17時(L.O.16時30分、2026年7月より時間変更予定)
・住所:沖縄県那覇市久米2丁目11-3 第3幸福ビル2階
南部:ランチ限定!沖縄郷土料理「イナムドゥチ」&あぐー豚
食彩酒房 まつもと(那覇市)
那覇市松山で25年、あぐー豚しゃぶしゃぶの名店として知られる「食彩酒房 まつもと」。
夜はコース制で予約困難な人気店ですが、2026年6月から平日限定でランチ営業をスタートしました。これまでしゃぶしゃぶでは使いきれなかったロースやヒレといった部位を活かすために生まれたのが、新しいランチメニューの数々です。
どの定食にも、豚肉とカツオ出汁で仕立てた郷土料理「イナムドゥチ」がセットになっており、お代わり自由。店主には「地元の畜産業界を支えたい」という強い信念があり、生産者がこだわり抜いて育てた食材を適正な価格で提供することで、地元農家を後押ししています。
「あぐー豚ロースかつ定食」は、低温スチーム加熱で旨みをじっくり閉じ込めたあと揚げることで、濃厚な豚の風味と脂の甘みを最大限に引き出した一皿。さっぱりとした味わいが楽しめる「ヒレかつ定食」や、白いごはんが止まらなくなる香ばしい「生姜焼き定食」、やさしい出汁が染みる「あぐーソーキそば」も揃っています。
木の温もりとモダンさが調和した、ゆとりのある店内で、夜だけの名店の味を気軽に楽しめる贅沢なランチタイムです。
・営業時間:ランチ11時~14時(月~金)、夜17時~22時
・住所:沖縄県那覇市松山1-10-8
中部:55年継ぎ足しダシが決め手!深夜のローカルおでん
おでん ひかり ふぅちばーじゅうしー(うるま市)
うるま市石川で23時30分から営業する「おでん ひかり ふぅちばーじゅうしー」は、夜更けの街にそっと灯りをともす、地元に愛される深夜のソウルフード店です。
開店当初からおよそ55年にわたって継ぎ足してきた秘伝のダシが、このお店最大の自慢。名物の「てびち(チマグ)」(600円)は、1時間じっくりボイルしたあと、さらに8時間つゆに浸して仕込むという手間のかかる工程によって、とろけるようなぷるぷるトロトロの食感に仕上げられています。
じゃがいも(100円)も独自の秘密製法で丁寧に煮込まれ、煮崩れることなくホクホクとした食感を保っているのもポイントです。
「フーチバージューシー」(600円)は、フーチバー(ヨモギ)をたっぷりと使った、どこかほっとする優しい味わいのボロボロジューシー。豚の脂身と皮を使った「アンダカシー」も一緒に味わえます。
カウンター席や座敷を備えたアットホームな雰囲気の店内で、仕事帰りや飲みの締めに立ち寄る地元の常連客も多く、深夜にほっと一息つける癒やしの一軒です。
・営業時間:23時30分~翌3時30分
・住所:沖縄県うるま市石川1-51-2
中部:海外と沖縄のチャンプルー!新感覚チキンオーバーライス
ペリペリチキン 本店(北中城村)
イオンモール沖縄ライカムの隣にある商業施設「フォレストマーケットライカム」内に店を構える「ペリペリチキン 本店」。
チキンオーバーライスは海外のお料理。沖縄料理ではありませんが、「チキンオーバーライスを沖縄の新しいソウルフードにしたい」という強い想いから生まれたお店で、海外と沖縄の食文化を組み合わせた、まさに「チャンプル〜」な一皿を提供しています。
いわゆる海外の地元めしを沖縄県民の口に合うようにアレンジしたメニューがならんでいます。
看板メニューのチキンオーバーライスは、香り高いスパイスで仕込んだチキンをたっぷりのごはんにのせた一品で、Sサイズ(500円)なら一人でも気軽に楽しめるサイズ感です。
ブリトー(700円)やマッシュルームスープ(200円)といったサイドメニューも揃い、軽食からしっかり食べたいときまで幅広く対応してくれます。
店内には明るい洋楽が流れ、彩り鮮やかな看板や海外のポスター、かわいらしいペリペリチキンのキャラクターが迎えてくれる、遊び心のある空間。一人での利用から家族連れまで、楽しめます。
・営業時間:10時~20時(L.O.20時)
・住所:〒901-2306 沖縄県中頭郡北中城村ライカム403 フォレストマーケット1F-3
中部:創業1956年、沖縄最初のタコス専門店の元祖タコス
チャーリー多幸寿(タコス)(沖縄市)
沖縄市コザのパークアベニュー通りに店を構える「チャーリー多幸寿(タコス)」は、1956年、米軍統治下の沖縄で創業した「沖縄で最初のタコス店」として知られる老舗です。創業者はアメリカ軍関係者との交流の中でタコスという料理に出会い、試行を重ねながら独自のレシピを確立しました。
多国籍な人々が暮らすコザという土地柄から、誰もが楽しめるタコスづくりを大切にし、創業当初は牛肉のみだったタコスも、現在ではビーフ・チキン・ツナの3種類を展開。看板メニューの「チャーリーセット」(1,750円)は、この3種のタコスと、タコスの皮が売り切れた日のまかないから生まれた「チャーリーライス」を組み合わせた、半世紀以上愛され続ける一皿です。
トルティーヤはトウモロコシ粉に北海道産小麦粉やもち麦を加えた独自製法で、外はパリッと、内はもっちりとした食感に仕上げています。島唐辛子を使ったオリジナルサルサソースも味の決め手。控えめな照明とステンドグラスが昔ながらの喫茶店を思わせる店内には、多くの著名人のサインや、米軍統治下の営業許可証「Aサイン」、当時の通貨が飾られ、歴史の重みを感じさせます。
・営業時間:11時~18時(L.O.17時30分)
・住所:沖縄県沖縄市中央4丁目11−5
中部:創業47年の味を継承、本格タコスの新店舗
MEXICO(メキシコ)北谷店(北谷町)
創業47年を誇り、宜野湾市伊佐の本店では開店直後から行列が絶えず、閉店前に売り切れてしまうこともあるという超人気店「MEXICO(メキシコ)」。
その歴史上初めての2号店が、北谷町のアラハエリアにオープンしました。看板メニューは「タコス」と「タコライス」のみと潔い!
シンプルながら、油で揚げたオリジナルのトルティーヤは、揚げたてでもしっとりもちもちとした独特の食感を生み出しています。「タコス4P」(750円)は、合い挽き肉で作るオリジナルのタコミートに、チェダーチーズ、細く刻んだレタス、スライストマトをたっぷりとのせた一品。トマトの自然な甘みが効いたホットサルサソースは別添えで提供され、自分好みの量を楽しめます。
タコライスも同じ具材を使用しており、もとは創業当時のまかないめしだったものが、今ではレギュラーメニューとして定着しました。
ペールトーンのオレンジ色の建物に、可愛くデコレーションされたサボテンが目を引く外観は、アラハビーチ近くという立地の中でも一際目立つ存在です。
店内には47年の歴史を物語る昔の写真が複数飾られ、創業当時の空気も感じられます。ビーチ帰りに立ち寄るのにもぴったりの一軒です。
・営業時間:月・木~日・祝・祝前日11時~20時
・住所:沖縄県中頭郡北谷町北谷1丁目12-10
中部:カリフォルニアストリートカルチャー薫る、本格メキシカン
TACO MARIA(タコマリア)(宜野湾市)
沖縄ソウルフード、タコス・タコライスをより、メキシカン寄りに。
宜野湾バイパス沿いに店を構える「TACO MARIA(タコマリア)」は2019年にオープンしたメキシコ料理店です。オーナーの鹿内宏太さんがカリフォルニア州で実際に触れたストリートカルチャーの魅力を、店舗全体を通して表現しており、タトゥーやウォールアート、ローライダーといったチカーノ文化へのリスペクトが詰まった独自の世界観が広がっています。
店名は「グアダルーペの聖母(マリア)」に由来しているそうです。看板メニューの「ビーフボウル」(1,485円)は、じっくりグリルしたビーフに、レタス、チェダーチーズ、フレッシュなサルサ、自家製ヨーグルトソース、ピクルドオニオンを重ねた一皿で、ライスはパクチーライムライスとメキシカンライスから選べます。
ブルーコーンのトルティーヤを使用した「シュリンプタコス」も人気メニューのひとつで、エビの旨みと数種類の味わいが重なり合う、重層的でフレッシュな一皿に仕上がっています。異国のストリートカルチャーをそのまま切り取ったような、記憶に残る店内の雰囲気も魅力のひとつ。素材とスパイスにこだわった本格メキシコ料理を、沖縄でリアルに体感できる一軒です。
・営業時間:11時30分~22時(L.O.21時)
・住所:〒901-2221 沖縄県宜野湾市伊佐2丁目20-5 パークビューマンション103
まだ暖かいけど、食欲の秋到来!沖縄グルメを満喫しましょう!
沖縄料理というと、沖縄そばやゴーヤーチャンプルーを思い浮かべる方も多いかもしれません。でも、今回ご紹介した15店舗を巡ってみると、沖縄の「おいしい」は、それだけでは収まりきらないことがよく分かります。
朝から沖縄家庭料理がずらりと並ぶ贅沢な朝ごはん、昔ながらの製法で受け継がれるゆし豆腐、地元の人に長年親しまれてきた骨汁や沖縄ちゃんぽん、深夜に食べたくなるおでん。さらに、ポーたまやあぐー豚、沖縄県産野菜を使った料理に加えて、戦後の歴史のなかで沖縄に根付き、今ではソウルフードのひとつとなったタコスやタコライスもあります。
そこへ最近では、フレンチの技法を取り入れたタコスや、海外の料理を沖縄らしくアレンジしたチキンオーバーライスなど、新しい「沖縄の味」も次々と生まれています。
こうして見ると、沖縄の食文化は、昔から守られてきた味と、さまざまな文化を柔軟に取り入れてきた歴史、その両方が混ざり合ってできているのかもしれません。
まだまだ日中は暑さが残る沖縄ですが、季節は少しずつ食欲の秋へ。せっかくのシルバーウィーク、「今日は何を食べよう?」を目的に出かけてみるのもおすすめです。
気になる一皿を見つけたら、ぜひ北部・中部・南部へ足を運んでみてください。いつもの沖縄料理はもちろん、まだ知らなかったソウルフードや、新しく生まれた沖縄グルメとの出会いが待っているかもしれません。
この秋は、お腹いっぱいになるまで沖縄の“うまい”を楽しんでみてください!
※週末や祝日は各店とも混み合う可能性があるため、訪問前に営業時間をInstagram等で確認してから出かけるのがおすすめです。
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